中川先生の「ためになる話」

熱中症、今年は去年の2.5倍

 総務省消防庁の発表によると、熱中症によって救急搬送された人は今年7月で2万1372人と、去年の7月の2.5倍以上となりました。65歳以上が半分強ですが壮健なはずの18歳から65歳も7千人弱とかなり多いのです。どうも、今年の気象は異常、というか毎年記録更新していることが異様ですね。
 熱中症の症状としては筋肉のこむらがえりや立ちくらみ、大量の発汗、全身の倦怠感、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などが見られ、重い場合には意識障害や高体温などを引き起こします。
さらに、熱中症は治れば終わりではなく、後遺症を残すこともあります。中枢神経障害が残るケースでは記憶力低下や集中力低下、睡眠障害などがずっと残ることもあります。ですから受験生は熱中症を軽く見てはいけません。今年はコロナ禍で皆がマスクをしていますが、マスクは熱中症には良くないことが分かっています。でもだからといって人が集まる所でマスクを外すことはコロナのリスクが高まります。換気の良い所では人との距離を2メートルあれば、マスクを外すことが厚労省でも推奨されています。厚労省が出しているこんなポスター見つけました。

※下記画像をクリックいただきますとPDFが開きます。

イラスト

参考にして猛暑とコロナを乗り切りましょう。

顧問医師:中川 晶
令和3年9月

中川晶先生プロフィール

中川晶先生プロフィール

 産経新聞の『中川晶の"生き方セラピー"』でご存知の方もおられると思います。
10年来お付き合いいただいている私共が言うのもなんですが、それはもう愉快な方で、一度語り始めると尽きることがないかのように実に幅広い、しかも有益で面白い話題が湧き出てくるのです。これはおそらく、一度や二度ではない挫折体験と、森羅万象に対する、特に人間に対するとてつもない興味がなせる技だと思えます。受験生についてもご自身の実体験と、臨床心理士としての深い洞察から、真の受験生の心の友となっていただけること請け合いです。先生のユニークで的を得たお話しを、お楽しみください。

  • なかがわ中之島クリニック院長
  • 奈良県立医科大学医学部卒業
  • 精神科専門医、臨床心理士
  • 大阪赤十字病院看護部講師
  • ナラティブコミュニケーション研究所所長
  • 京都看護大学大学院特任教授
  • 奈良学園大学保健医療学部客員教授
  • 京都大学医学部講師
  • 日本保健医療行動科学会会長
<著書・共著>
「心療内科のメルヘン・セラピー」(講談社)
「やすらぎが見つかる心理学」(PHP)
「心理療法」(朱鷺書房)
「ココロの健康からだの医学」(フォーラムA)父(故人)中川米造先生との共著 他

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